「便秘」の定義を御存知ですか?
ガイドラインでは「便が滞った、または便が出にくい状態である」と定義されています。
「便秘」は、「たかが便秘」と軽視されがちですが、便秘のためお腹が痛い、苦しい、不快感がある、排便時に苦痛がある、出血する、ということが出れば「便秘症」となり、立派な病気です。
便秘で苦しんでいるお子さんは以外と多く、諸調査によれば小学生の約2割は便秘であるといわれています。
親御さん達は気づいていないことが多いようです。
お子さんの排便状態が気になる場合は、まずは本人に聞いてみてください。
乳幼児で、便が大きく我慢しながら排便したり、大泣きしたり、肛門出血を伴いながら排便したり、このような症状があった時は是非、一度相談して下さい。