食物アレルギーは乳児で約10%いますが、従来「常識」と考えられた対策が変わってきています。
最近の食物アレルギーの考え方は、
①離乳食を遅らせない
②食物除去をしすぎない
③スキンケアです。
「離乳食を遅らせても食物アレルギーの予防にはならない」事が分かっています。
中には「色々な食べ物を早期に食べた方が食物アレルギーを発症しにくい」という報告もあります。
血液検査で食物アレルギーを診断されている場合があります。
しかし血液検査が陽性であっても必ず症状が出るわけではありません。
また「アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの原因となる」と考えられています。
食物成分が皮膚バリアの壊れた“湿疹”のところから侵入し、皮膚に炎症を起こしている免疫細胞が刺激され、アレルギー反応を起こします。
食物成分の皮膚からの侵入を防ぐため、十分なスキンケアが重要になってくるのです。
食物アレルギーが気になる方はいつでもご相談下さい。