今年も残すところ2か月となりました。
今年は、何と言っても新型コロナウイルス感染症の世界的流行です。
その多大なる影響は、後世まで語り継がれることになるでしょう。
「3蜜」「ソーシャルディスタンス」「新しい生活様式」・・・いづれも今年の流行語大賞に選ばれてもおかしくない言葉ですが、感染のリスクを減らしまた感染させないような対応が今まで以上に強いられており、子どものたちにも可能な限り同様の対応が求められています。
欧米に比べ、日本で感染者・死亡者が少ないのは、上記のような徹底した感染対策が一因であることは間違いないのですが、最近、ストレスや不安により「こころ」や「からだ」の不調を訴える子どもが増えていると全国の小児科医は感じています。
勿論、ストレスや不安がなくなれば不調を訴えることもなくなっていくのでしょうが、残念ながら新型コロナウイルス感染の収束はまだまだ先です。新型コロナウイルス感染が遷延すれば「こころ」や「からだ」の不調を訴える子どもは更に増えてくると考えられています。
子どもの変調に気づいたら、お子さんの「こころ」と「からだ」のケアをお願いします。