子どもたちのすこやかな成長には、「早寝・早起き・朝ごはん」をはじめとした規則正しい生活習慣が大切です。
近年、子どもたちの生活習慣の乱れが、学習意欲・体力・気力の低下の要因の一つとして指摘されています。
周囲の大人が子供の生活習慣や睡眠の重要性を理解し、子どもの生活リズムを見直してみましょう。
生体時計の1日は25時間なので放っておけば毎日の生活リズムは遅くなり、夜更かし朝寝坊になります。
生活のリズムを整えるのに大切なのは、朝日を浴びる事です。まずは、早寝ではなく早起きから始め、朝ごはんで燃料補給し、昼間は元気に活動させましょう。
疲れれば自然に早寝になります。
心と身体を育む基本は『早寝』『早起き』『朝ごはん』
◎ 早起き
1日の始まりにしっかりと朝日を浴びると、生体時計を24時間のリズムにリセットできます。
朝、カーテンを開けて光や風を入れましょう。
室内にいても昼と夜のメリハリをつける事が大切です。
◎ 朝ごはん
朝ごはんは、1日の元気の素で、午前中の大事なエネルギー源です。
しっかり噛んで食べる事で、脳から気持ちを安定させる物質が分泌され、心が落ち着きます。
日中の運動 太陽の光を浴びて、しっかり運動をすると体温も上がり、代謝も促進されます。
適度に疲れる事で、夜の寝つきが良くなります。
◎ 睡眠
夜に明るい光を浴びると、体が朝と勘違いして寝つきが悪くなります。
就寝1時間前にはテレビを消して照明を暗くし、深い睡眠を促しましょう。
睡眠 ・ 覚醒リズムは、朝の自然光により前進し、夜の人工光により後退しますが、効果が出るまでにはある程度の時間を要します。
まずは1か月間、朝しっかり太陽の光を浴びましょう。
夜はテレビ、スマホ・タブレットなどを見せない光環境の調整を試みてはいかがでしょうか?