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新型コロナウイルスについて

2020年03月01日

今年に入り、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が世界規模での問題になっています。

3/1現在、感染者がいない宮崎においても政府の要請により3月2日から小中高生の臨時休校がはじまりました。

 

政府の対応に賛否両論あります。

しかし、現段階でCOVID-19の全体像は明らかではないのです。

不安を煽るような情報の錯綜も見受けられます。

どうか皆さんには冷静な対応をお願いしたいと思います。

 

このような時期だからこそ大切なことは感染防御の基本です。

手洗い・うがい・マスクの着用.咳エチケット・適度な湿度・外出を控える・・・。

普段行っている感染防御の徹底が重要ではないでしょうか。

 

前日の夜、高熱が出ていたにもかかわらず、翌日の朝、熱が下がってすぐに保育園・幼稚園に登園させる方を見かけますが、集団生活のマナーとしてせめて解熱後24時間経ってから登園させて欲しいと思います。

また、臨時休校になった小中高生はとても大変だと思いますが、臨時休校になった意味を十分に理解し、必要時以外の外出はできるだけ控えて欲しいと思います。

作成者:さとう院長

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タグ: 子どもの健康感染症

あけましておめでとうございます

2020年01月01日

いよいよ2020年の幕開けです。

今年は、東京オリンピックが開催され、どのようなドラマが生まれるか、今から大変楽しみです。

一方で懸念事項もいくつかあります。

 

ここ数年、日本を訪れる外国人の方は右肩上がりに増えており、 2018年の年間訪日外国人数は3000万人を越えており、オリンピックが行われる今年は今まで以上の訪日外国人数になると予想されます。

勿論、日本のことに興味を持って来日してもらうことは喜ばしいことですが、訪日外国人が増えることによる備えも必要です。

特に、輸入感染症への対策は重要事項と考えます。

思いがけない感染症が今年、流行するかもしれません。

大事なことは、予防できる感染症をきちんと予防することです。  

 

年始にあたり、お子さんのワクチンの接種漏れがないか今一度御確認をお願いします。

作成者:さとう院長

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タグ: 予防接種感染症

新しい時代に小児科医がするべきこと

2019年05月06日

いよいよ、新しい時代・令和が始まりました。

令和が未来ある子供達にとって夢と希望に満ちた時代となるように心から祈ります。

そのような時代にするために、私達小児科医に何ができるのでしょうか?

平成の30年の間に小児医療は劇的に変化しました。

特に、この10年の間,Hib(※)や肺炎球菌の予防接種のおかげで、化膿性髄膜炎への緊張は格段に軽くなりました。

感染症は治療から予防へ明らかな転換を迎えました。

感染症に限らず、おそらく、令和の時代は種々の疾患の病態解明が進み、今よりも予防できる疾患が増えてくると予想します。

我々小児科医はそのような動向を注視するのは勿論ですが、皆が平等に治療・予防できるように行政に働きかけたり、更新される正しい知識をご家族にいち早くお伝えし・啓蒙することも重要だと考えます。

 

※ Hib(ヒブ=ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenza type b)という飛沫感染する細菌)のこと。

その多くはに5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要。

肺炎、髄膜炎、化膿性の関節炎などの重篤疾患(Hib感染症)に進展しないよう、適切なワクチン接種をお薦め致します。

作成者:さとう院長

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タグ: 感染症院長の言葉

ボツリヌス菌と腸内細菌叢

2018年01月01日

昨年の4月、離乳食ではちみつを摂取していた生後6か月の男児が「乳児ボツリヌス症」で死亡したと言う残念な報道がありました。

宮崎市の母子(親子)健康手帳にも『乳幼児の栄養』の中で「はちみつは乳児ボツリヌス症を予防するため、満1歳までは使わない。」と記してあります。

どうして1歳未満の乳児がなぜボツリヌス症になりやすいのでしょうか?

それは、腸内細菌叢(腸内フローラ)が大きく関わっています。

 

成人と比べ乳児の腸内細菌叢は単純で細菌の種類が少ないです。

腸内細菌叢が単純な生後1歳未満の乳児が、ボツリヌス菌を含んだ食材を摂取すると、ボツリヌス菌の繁殖を抑える腸内細菌叢が機能しないため腸管内でボツリヌス菌の発芽や増殖が起こり、産生された毒素によって乳児ボツリヌス症を発症するのです。

 

 

最近、感染症の分野で「腸内細菌叢」の役割の重要性が再認識されています。

健全な腸内細菌叢を保つためにも不必要な抗生剤の使用は控えたいです。

作成者:さとう院長

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タグ: 感染症

手足口病が流行しています

2016年11月01日

手足口病は代表的な夏風邪ですが、今年は夏にあまり流行らず、不思議だねと宮崎市の小児科医会の先生たちと話していました。

しかし、10月に入って手足口病にかかる子が増え、宮崎県感染症情報を見ても宮崎市は流行警報レベルにあります。

 

手足口病の典型例は、手の平、足の裏、口内の水泡を特徴とするウイルス感染症です。

特効薬やワクチンはなく、かかった場合は対症療法となります。

 

手足口病で困った症状は、口の中の痛みです。

この時に、刺激になるものや熱いもの、味付けの濃いものを食べると激痛のあまり泣き出す子供も少なくありません。

 

このような場合は、刺激の強い柑橘系のジュースや熱いものはなるべく避け、冷たくて喉越しがよいもの(アイスクリームやゼリー、ヨーグルトなどの乳製品、宮崎のうどん)などが、刺激が少なくて食べやすいです。

作成者:さとう院長

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タグ: 感染症

マイコプラズマ感染症の流行

2016年08月01日

例年に比べ、今年は春先から現在に至るまでマイコプラズマ感染症が流行っています。

 

マイコプラズマ感染症の典型的な経過は、潜伏期間が2~3週間で、発熱、倦怠感、頭痛や咳嗽が出現し、大抵は上気道炎や気管支炎を発症しますが、自然に軽快する場合が殆どです。

マイコプラズマに罹患した人のうち10%の方が肺炎を合併します。

発熱が持続し、乾いた咳が日々強くなる場合、マイコプラズマ肺炎を疑うことになります。

マイコプラズマ感染は、熱が続いていても元気に過ごされる方が多いですが、中には解熱しない難治例や呼吸器不全を呈する重症例もあります。

 

もし、発熱や咳嗽が続くときは、御相談下さい。

作成者:さとう院長

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タグ: 感染症