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LGBTを考える

2021年10月01日

最近、LGBTに関する話題を耳にする機会が増えていますが、私たちの身近な問題と考えていますか?

 LGBTは、「13人に1人」の頻度で存在する身近な問題です。

LGBTの方は、早ければ幼少期から、殆どの方は高校生までに性的違和感を自覚しています。

しかし、多くは公表(カミングアウト)できず、一人で苦しんでいることが多いのです。

 LGBTは「身近に存在するが見えにくい」問題です。

わかりにくいため、知らず知らずにLGBTの方を傷つけたり苦しめたりしています。

事実、アンケート調査では高率にいじめ被害体験があり、異性愛男性に比較してゲイ・バイセクシュアル男性の自殺未遂リスクは約6倍となっています。

 東京五輪は「多様性と調和」掲げてきましたが、日本はこの分野では未熟であることを世界に露呈してしまいました。

「見えにくいものへの配慮」が多様性を尊重する社会の礎ではないかと考えます。

そして多様性を尊重する社会の構築が、「見えにくい方」への最大の支援になるのではないでしょうか。

作成者:さとう院長

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