昨年は、「コロナに始まりコロナで終わった」といっても過言でない1年でした。
新型コロナウイルス感染の流行が早く終息してくれることを祈っていますが、「有効なワクチン」と「有効な治療薬」が開発されない限り短期間での終息は難しいでしょう。
ワクチンの開発が進み、有効でかつ安全なワクチンが出来ることが待ち遠しいです。
年始から今までにない大きい第3波が発生しています。
その波は、首都圏や関西圏だけでなく、地方にも押し寄せています。
新型コロナウイルスへの武器を持ち合わせていない現状で、私達ができる感染対策は原始的なことしかありません。
流行地域での人の往来は極力避けるべきです。
しかし、個人の努力目標で出来ることには自ずと限界があります。
現在の緊急事態宣言も努力目標で、強制力はありません。
緊急事態宣言が発せられた後も感染者の増加に歯止めが効かない場合(そんな悠長なことを言っている場合でもないでしょうが)、強制力を持った政治的判断を持って制限すべきです。
その判断が早ければ早いほど事態が好転しやすいのは歴史が教えてくれています。
年始の政治的判断が、今年1年の日本の運命を握っているといっても過言ではないでしょう。
オリンピックを開催(個人的には難しいと考えていますが)するためにも、思い切った政治的判断を国・地方自治体にはお願いしたいと思い、年始の挨拶にかえさせていただきます。