eyecatch

Recent Posts

最近気づかされたこと!

2020年08月13日

 最近、改めて自分の視野の狭さに気づかされたことがありました。

 

 我が家には今月末に女児が生まれる予定です。喜ばしいことですが、気がかりなこともあります。それは、当たり前ですが出産の前後で妻が入院することです。何が気がかりかというと、うちの息子のことです。うちの息子は、生まれてから現在に至るまで、妻と24時間以上離れたことがなく、妻なしで寝たこともありません。

 

 平時であれば・・・しかし、今は新型コロナウイルス感染拡大の煽りを受け、どこの産婦人科も出産の立ち会いや出産後の面会はできないのです。当然、うちの息子も妻とは数日離ればなれになります。果たして、息子は耐えることができるのでしょうか?妻なしで、私が息子の面倒をみることはできるのでしょうか?

 

 そんなことを考えていたとき、ふと、「世の中の妊婦さんはいったいどのように過ごしているのだろう?」という思いに至りました。

 

 新型コロナウイルス感染下では、先程述べた立ち会い出産やその後の面会の制限の他にも、両親学級の中止、“先輩ママ”や同時期に出産するお母さん達との直接の交流もしにくい状況です。  里帰り出産を考えている場合も大変の様です。特に県境をまたぐ里帰り出産は、いつも以上に周囲に気を使わざる負えません。

 

 このような状況下、ストレスを感じる妊婦さんは少なくないのではないでしょうか?ましてや初産婦さんは不安が多いのではないでしょうか?  ここ数ヶ月、身近に妊婦(妻)がいたにもかかわらず、あまり妊婦さんの気苦労のことを考えてこなかったことを私自身反省しております。

 

 今後は、出産後当院を受診される御家族、特にお母さん達に、この新型コロナウイルス感染症の最中、困難に立ち向かい出産・子育てしていることをねぎらい、いっしょに子どもの成長を見守っていくよき存在となりたい、そういったことに最近気づかされました。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 院長の言葉

かばくん通信 院内報 No.172(R2.8)

2020年08月01日

 kaba2008a

kaba2008b

 

「新型コロナウィルスで思うこと」「絵本のよみきかせ ~0歳からの絵本との出会いを~」

Adobe_PDF_filekaba2008a

Adobe_PDF_filekaba2008b

 

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 院内報

新型コロナウイルスで思うこと

新型コロナウイルスがいよいよ宮崎でも流行し始めました。

新型コロナウイルスの性質が少しずつ明らかになりつつありますが、このウイルスの厄介なところは、症状(発熱や咳嗽、鼻汁など)が出現する前から人に感染させてしまうことです。

こうなってくると、誰が感染しているか全く分かりません。

私達にできることは、不要不急の外出は控え、外出時のマスク着用、手洗い・うがいといった感染対策を続け、体調が悪い時はムリをしないことと考えます。

 

「感染ゼロ」の対策とはどういったものでしょう?

無人島に一人で移住し、自給自足の生活ができれば可能かもしれませんが、人として生きていくためには不可能なことです。

私達に可能な感染対策は、感染者を減らし、重症者を減らし、結果として死亡者を減らす取り組みと言って過言ではないでしょう。

やむをえず外出し、運悪く新型コロナ感染症に罹患した方への誹謗・中傷が社会問題になっています。報道を見る度にそういった行為には何の意味があるのか、何か建設的な意味はあるのかと思い、非常に残念な気持ちになります。

誹謗・中傷を行なった人が新型コロナウイルスに罹患した場合、その人は一体どういった態度をとるのでしょう?

 

 困った時は、ムリをせずSOSを出しましょう。周囲の方々と連絡を取り合い、声を掛けあいましょう。

このような時期だからこそ、皆さんと手を取り合い励ましあうことが大切だと思います。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 院長の言葉

絵本のよみきかせ
~0歳からの絵本との出会いを~

赤ちゃんのからだの成長にミルクが必要なように、ことばとこころを育むためには、あたたかいぬくもりの中で優しく語り合う時間が大切です。

その時間に絵本を利用してみませんか・・・

 

【 赤ちゃんに絵本?】

赤ちゃんへ絵本の読み聞かせは、お母さんお父さんと赤ちゃんが向かい合って目と目をあわせて、言葉がけをするこころのふれあいが目的です。

 

◎ 読み方のポイント

・お子さんのきげんの良い時に行いましょう

・スキンシップが大切です

・お母さんの顔ばかり見ていても大丈夫

 (絵本を読むのが1割、表情を読むのが9割)

・赤ちゃんの表情が見える位置に座りましょう

 

 ◎ 絵本を選ぶポイント

・色がきれいで絵が大きく はっきり描かれている

・リズムがある言葉が出てくる

・身近なものが出てくる

 

 

【 赤ちゃんにとって絵本はおもちゃ 】

赤ちゃんの読書は、お口に持っていって噛む事から始まります。

聞いて眺めている段階から、絵本を手に持って噛んだりめくったり、落としたり、拾い上げたり・・・

と触覚からの楽しみも加わってきます。

絵本のつくりも、指先の発達が十分ではない子どもにも扱いやすいよう、厚くて丈夫な紙が使われ、角は丸くカットされています。

めくることが楽しい、パタパタするのがおもしろい。

同じページばかりを見たがるのも珍しいことではありません。

この「楽しい気持ち」が絵本への入り口です。

「めくる」「さわる」をたっぷりと!それが、絵本を好きになる1歩です。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 読み聞かせ

感染症情報(R2.8)

感染性胃腸炎、ヘルパンギーナが増えてきています。

引き続き、手洗い、うがいを行い感染予防に努めましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: 感染症情報

『きんぎょが にげた』

『きんぎょが にげた』きんぎょが1ぴき、金魚鉢から にげだした。

どこににげた? カーテンの赤い水玉模様の中に かくれてる。

おや、またにげた・・・ページをめくるたびに、にげたきんぎょが、どこかにかくれています。

子どもたちが大好きな絵探しの絵本。

 

作:五味 太郎

出版社:福音館書店

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: 今月の絵本

タグ: 幼児向け絵本